''イビキを解消する方法を見つける旅…「口元から健康を考える」へ…''
イビキを解消する方法を見つける旅…「口元から健康を考える」へ…
「鼻呼吸と口呼吸 の検索結果 約 1,090,000 件中 1 - 10 件」の内、5番目に、
「健康のために何をすべきか」というのが出ている。
たいへん興味深い記事が掲載されているので、訪問してみた。
(実は、ここは、『口元から健康を考える』というサイトのコンテンツだった。)
訪問してみると、一見、「いびき」には関係ない内容を取り上げている感じな
のだが、「口呼吸」でつながってくるようだ。
『口元から健康を考える』のサイトに、まず行ってみた。
「自己紹介」のところを見ると、
京都市伏見区淀新町というところにある「三村歯科医院」の三村 善郎さんと
いう歯科医の方が運営しているサイト。1954年生まれというから、私より5歳
若い。
その三村医師が、「健康のために何をすべきか」の中で、まず、
「生活習慣のチェックを」と説いている。
簡単に、要約的に紹介していく。
三村医師によれば、
1.咬み合わせが悪いと、姿勢が悪くなっていき、体のバランスが崩れることがある
(これまでも指摘されていたこと)
2. 口呼吸や片側噛みなどが、非常に体に悪影響をもたらすものであること
(最近、注目されている考え)
3.矯正や咬合誘導で、歯列・咬合を治しても安心ではない
4.寝癖(うつ伏せ寝や横寝)・噛み癖(片側ばかりで噛むくせ)・口呼吸といった
悪い生活習慣が直らなければ、効果が半減どころか、もとより悪くなることも
5.一日の1/3(8時間)の睡眠時間をとることは、体にかかったストレスをとる意
味でも、また免疫系を守るためにも重要
6.体には一日に100万回位の突然変異が起こっていると言われるが、その細胞
がガンなどにならないように、守っている免疫系が十分に働くためにも睡眠は大切
「悪い生活習慣」として挙げられているもの
- 寝癖(うつ伏せ寝や横寝)
- 噛み癖(片側噛み:片側ばかりで噛むくせ)
- 口呼吸
- 睡眠不足
「噛み癖」「口呼吸」「睡眠不足」は、分かる。
「寝癖(うつ伏せ寝や横寝)」というのが、ナゼ悪いのか、理由が
ちょっとはっきりしない。
「うつ伏せ寝」は、内臓を圧迫するからとかかな。
健康のために!
「健康のために是非していただきたい習慣」として、三村医師は5つのことを
挙げている。
1.鼻呼吸をする。
2.よく噛んで食べる。
3.左右を均等に使う。
4.枕を使わず仰向けに寝る。
5.十分に睡眠をとる。
これらのことが守られなければ健康を損ねることになると三村医師は言う。
1,2,3,5は、分かるね。
4は、ナゼなんだろう?
健康の大敵である口呼吸を防ぐ
口呼吸は健康の大敵であるので、鼻呼吸に変える必要があるという。
鼻呼吸を促進するために効果的なもの(対策)として、
- 「鼻腔拡張テープ」(ブリーズライトやアクティブマックスという商品名で
販売されている)の使用
- 「ノーズクリップ」などを使用する
- 元東京大学の西原先生が開発された「ノーズリフト」という鼻呼吸改善装置
も効果大
- 「パタカラ」によるトレーニングが効果的(舌の筋肉などを強める)
呼吸法について-腹式呼吸のすすめ-
◎呼吸法について
1.横隔膜を十分に動かす腹式呼吸を行なうことが重要(もちろん鼻呼吸で)。
2.内臓筋は平滑筋であり、腹腔内の圧力変化によって刺激を受け、内臓の活性
化が大変促進される。それにより糖尿や便秘などの予防にも効果があるといわ
れている。
3.姿勢が悪かったり、ストレスがかかったりしていると、呼吸が浅くなったり、
横隔膜を動かさない胸式呼吸になりがちになる。
4.このようになると、内臓筋に圧力変化が乏しくなり、内臓の活性化が阻害さ
れることになる。
5.試しにストレスがたまってきたと感じたとき、深呼吸をしてみると、少し楽
になるのを感じるはず。
6.この呼吸法を1日5回、15分ずつ位実行を。相当の効果が得られるはず。
ガム療法
横寝やうつ伏せ寝、片側噛みを常習的にやっていると、体のバランスを崩し、
姿勢の変化や肩こりなどを起こしてくる。ひどい場合、「顎関節症」で神経
を病んでしまうことさえある。
◎ガムを使った簡単な噛み癖の矯正法
1.まず、姿勢を正して、口唇と肛門を閉ざす。ウエストをゆるめた状態にして、
鼻呼吸をしながら、顎を引いてまっすぐにコンコンコンと早く噛む。
2.その噛んだ顎の位置で噛み癖でないほうで2、噛み癖の方に1の量のガムを噛む。
3.必ずしもその咬み合わせで、歯が当たる必要はなし。顎の楽な位置で顎の
開閉訓練をしているという感覚でしていく感じ。
4.1回15分ぐらいから慣れるにしたがって30~45分かけて噛む。
5.これを1日数回続けると、1ヶ月もすればかなりバランスが改善されてくる。
6.このことを続けることにより、免疫系を大変活性化していくことができ、一挙
両得。
口呼吸を治すトレーニング
<⇒口呼吸を治すトレーニングへ > というリンクがあり、行ってみた。
口呼吸を治すトレーニング(西原克成著『呼吸健康術』より)として、
口呼吸を治すトレーニングとして、最も簡単なのは、無糖のガムを噛むこと です。
出てきたね。ガムを噛むとなぜ身体にいいのか、ここの説明でよく分かった!
ガムを噛むと、扁桃リンパ輪(喉の奥にあるリンパ組織)の免疫器官がたい へん活性化します。また、しっかりと口を閉じて噛むことにより、顔面表情 筋の力がアップし、寸足らずで開きっぱなしだった唇が、少しずつ閉じやすくなってきます。
さらに、図入りで「くちびるの運動」も紹介されている。
くちびるを指でつまんで、上くちびるは下に、下くちびるは上に引っ張って、 長く伸ばすことを繰り返します。また、口の角に手の指を入れて左右に引っ 張って、顔面表情筋を鍛えればさらに効果的です。(ただしこれらは、人の 見ていないところでやることをお勧めします。)
この「くちびるの運動」は、例の「パタカラ」の役目を指(手)で実行する方法、
といっていいようだ。
「顔のひずみの改善」についても書かれている。
また、鼻呼吸をしながら、口を閉じて(ガムを)噛み癖でない方でリズミカル に噛むことにより、顔のひずみが少しずつ改善されていきます。
次が、よく分からない。
鼻呼吸をするときには、頤(あごのとがった先)を引いて、腹式で鼻腔を大き く広げて呼吸をします。
ここまではいいのだが、
くちびるを閉ざして舌骨を下に下げて、舌を奥の方に引っ込めて、鼻に 空気を通します。
「舌骨を舌に下げて」というのは、どういうふうにすることなのか?
また「舌を奥の方に引っ込めて、鼻に空気を通します。」は、ナゼ、こんな
ふうにするのか、理由がよく分からない。
ただ、この時注意してもらいたいことは、歯と歯をがちっと噛み込まないと いうことです。くちびるを閉じて歯と歯を噛み込むとその力で歯が沈み込んでしまいます。歯と歯は1ミリほどあけるような感じで、安静位を保つようにして下さい。
というのは、理解できる。
時間をおこう。
いつか分かってくるだろう。
今回の旅の成果!
何といっても、「くちびるの運動」(しかも図入り!)にたどり着けたこと。
私は、『イビキを解消する方法を見つける旅』のところで、次のように書いた。
- いびきは、のどの奥周辺の粘膜(口蓋垂、軟口蓋)が振動して音が出ている
- だから、振動の源となる咽頭部の粘膜を中心に、「あること」をして正常な
状態に戻すことでいびきは改善される
- 口蓋垂、軟口蓋周辺の強化が重要
この「あること」とは何か?
上の文章から考えると、それは、振動の源となる咽頭部の粘膜(口蓋垂、軟口
蓋)周辺の筋肉を強化する、何かのやり方なのだろう。
口の体操とか、ベロの体操とか…、かな。
器具を使わないで、ノドや舌の筋肉、さらには顔の筋肉を強化する方法、それが、
「くちびるの運動」といっていいだろう。
そして、このトレーニング方法は、「いびき解消に有効!」かどうか。
「パタカラ」について調べなくてはいけない。
次に旅するところは、「パタカラ」だ!
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