''イビキを解消する方法を見つける旅…口呼吸を続けていると…''
イビキを解消する方法を見つける旅…口呼吸を続けていると…
「口呼吸を続けていると、どうなるのか」
「なぜ、日本人に口呼吸の人が多いのか」
に関して、西原氏の解説が紹介されている。
西原氏によると、口呼吸を続けていると、
- さまざまな病気の原因を引き起こす
- 味覚障害になる可能性が高くなる
- 嗅覚障害になる可能性が高くなる
- 睡眠時無呼吸症候群になる可能性が高くなる
- 加湿不十分な空気が肺に入る
→肺胞膜を痛める
→肺胞の粘膜がなじみにくいので、酸素が吸収されにくい
などが出てくる可能性が高くなるのだそうだ。
口呼吸によって引き起こされる病気の主なものは、リウマチ、ぜんそく、花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患ですが、肺炎や腎炎も引き起こしやすく、さらに糖尿病や高血圧症、白血病、悪性リンパ腫、潰瘍性大腸炎などの原因にもなるとされています。
- リウマチ
- ぜんそく
- 花粉症
- アトピー性皮膚炎
- 肺炎
- 腎炎
- 糖尿病
- 高血圧症
- 白血病
- 悪性リンパ腫
- 潰瘍性大腸炎
口呼吸によって引き起こされる病気で、これだけ並べられたら、ショックと
いうしかない。
さらに、口呼吸によって、舌の粘膜が乾燥したり、鼻の機能が低下したりする
ために、味覚障害や嗅覚障害になる可能性も高くなる、というのだ。
「睡眠時無呼吸症候群になる可能性が高くなる」ということに関しては、次の
ように書かれている。
原因は、いろいろありますが、そのひとつが口呼吸と言われています。鼻呼吸なら気道を確保できますが、口呼吸の場合は口が開いている為、口の周りの筋肉が緩み、舌が気道を塞いでしまいます。
口呼吸の弊害、ここまでとはね!
「なぜ、日本人に口呼吸の人が多いのか」に関する西原氏の推察
記事では、「なぜ、日本人に口呼吸の人が多いのか」に関する西原氏の推察が
紹介されている。
人間も他の動物と同じように、赤ちゃんの時は無意識に鼻呼吸をしています。母乳やミルクを飲んでいる間は、口が使えないこともあり、鼻呼吸の習慣は忘れません。 ところが、喋り始める時に、言葉と一緒に口で呼吸することを覚えてしまいます。さらにこの頃、離乳の時期を迎え、おっぱいやおしゃぶりから離れた口は、空気を吸うようになります。実はこの離乳の時期が重要と言われています。
日本では、離乳の時期は1歳前後、おしゃぶりもそのくらいでやめるというの
が常識となっている。
しかし、授乳やおしゃぶりを1年でやめてしまうと、口呼吸を覚えてしまい、
鼻呼吸が定着しないのだという。
知らなかったが、海外では、おしゃぶりは3、4歳くらいまで続けるのが常識
なのだそうだ。
おしゃぶりを口に入れて、4歳ぐらいまで鼻呼吸を続けていれば、それが習慣
化していくというわけだ。
欧米では、口呼吸の弊害が早くから指摘されており、欧米の家庭では、3、4歳まで子どもにおしゃぶりをくわえさせることが常識とされ、殆どの人が鼻呼吸をしているということです。
日本、遅れをとったり!
だな。
次のページでは、いよいよ、西原氏が提唱する、
「鼻呼吸への矯正方法」
の紹介となる。
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